北海道の牧場を調べていると、「放牧牛」「グラスフェッド牛」「有機牧草地」といった言葉を見かけます。似ているようで、それぞれが表すものは異なります。この記事では、牧草地で牛を育てる意味と、仲牧場が大切にしている考え方を紹介します。

目次
「放牧」と「グラスフェッド」は何が違う?
放牧は、牛が屋外の牧草地などで過ごす飼育環境を表します。一方、グラスフェッドは牧草や乾草などを中心とした飼料の考え方です。放牧されていても穀物を与える場合があり、牧草主体で育てる牛も季節によって牛舎で乾草を食べることがあります。そのため、この二つは必ずしも同じ意味ではありません。
北海道の牧草地が果たす役割
牧草地は牛の餌を育てる場所であり、牛が歩き、草を食べる生活の舞台でもあります。北海道では積雪や寒さがあるため、放牧できる期間や冬の飼養方法は地域・牧場によって異なります。牧草の生育に合わせて放牧を行い、冬に備えて乾草などを確保することも、牧場運営の大切な仕事です。
仲牧場が取り組む有機牧草地と放牧
北海道オホーツク・湧別町の仲牧場では、有機JAS認証を取得した牧草地を基盤に、牧草を活かした牛の飼育に取り組んでいます。牧草地の管理や牛の過ごし方を大切にし、北海道の自然とともに続けられる牧場づくりを目指しています。
なお、牧草地の有機JAS認証と、牛肉そのものの有機JAS認証は別のものです。認証の対象を区別して伝えることも、食材を選ぶ方への大切な情報だと考えています。
牛肉を選ぶときに確認したいこと
- どのような飼料を与えているか
- 放牧の有無と季節ごとの飼養方法
- 牧場の所在地や生産者の情報
- 有機JASなどの認証が何を対象としているか
肉の味わいや脂肪の付き方は、飼料だけでなく品種・月齢・部位・調理方法によっても変わります。言葉の印象だけで判断せず、育て方を知ることが食材選びの第一歩です。
仲牧場の取り組みをもっと知る
仲牧場の放牧や牧草地への考え方は、牧場について、有機JAS牧草地、OKHOTSK GRASS FEDの各ページで紹介しています。飲食店・バイヤーの方はご購入・お取引ページからご相談ください。
